オリジカキカキ。ごくたまには版権。コメ返しは必ず!!怖話あり(怖くない

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
時代は少し昔のこと。
とある村に一人の男が訪れようとしていた。
彼の名は陸道愛斗(りくどう まなと)という。
彼はある病にかかっていた。それは鬼病という。
具体的にいうと心臓に鬼が寄生して成長し、宿主の体を喰らいつくし
鬼が生まれてしまう病気だ。
愛斗は必死に隠れる場所を探していたのだが
村を目指しているというのだから厄介である。

そして一人の少女が愛斗のほうへ向かっていた。
夕飯の支度をするため山へ山菜取りに行くためだ。

彼女の名は川添心音(かわぞえ ここね)という。
歳は18歳。長いつやのある黒髪、まっすぐそろえた前髪。
大きな緑の瞳である。

楽しく山菜を取る途中山賊が現れるのだ。

「きゃ!」
「ねぇねぇお嬢さん、一人かい?」
「俺たちと仲良くしようぜ!」

突如現れたのは三人の山賊だった。
ここ頻繁に現れるようだ。三人はとても飢えている。
目つきは鋭く口はだらだらと開いていた。

「なぁ! 聞いてるのかよ。お嬢さん?」
「離して!」
「離すわけねぇじゃん。ここは何かの縁だ。たっぷりかわいがってあげるぜ」

心音は隠していた武器に手を伸ばした。そのときだ。

「そのこを・・・放せ!・・・」
「誰だ?! てめぇ!!」
「あっ・・・」
「お嬢ちゃんの知り合いか?!」

心音は思った。昔よく似た懐かしい男とよく似ていると・・・。

「はぁ・・・はぁ・・・、ぐおおおおお!!」

心臓からもれる青い炎。ゆっくりと男全体を包み込んでいく。
頭から生える角。口からはみ出る牙。巨大な体。

「そいつを放せぇーーー!!」
「ぎゃああー!! 助けてくれ!!」
「まだ死にたくない!!」
「こいつ・・・、鬼病だ!!」

山賊たちは逃げていく。
だが、愛斗の暴走はとまらない。
心音はしばらく見入っていた。
愛おしいあの人が帰ってきたからだ。

「待って、私が助けるから」

心音の背後から無数の茨。
小さい白いバラが咲いている。
無数の茨は愛斗に向かっていく。

それが巻きつき放さない。
暴れるごとに血液を奪う。
動けないことを見計らうと
心音は胸の前で印を結んだ。

「鬼はいない。ここにいない。だから元にお戻りなさい!」

人差し指と中指を添えて左手の親指を噛み切りバッテンをした。
徐々に小さくなっていく。
白きバラは彼の血をすい真っ赤に染まった。
そのまま散っていった。

「大丈夫?」
「・・・。・・・」
「本当にそっくりね。でも違う人なのね。こんな真っ白な髪見たことないわ」
スポンサーサイト
2015.02.05 / Top↑
ここは忍びの世界。
戦争の最中。

一人の少年がいた。
彼の名はラビット・ロマンス。
忍びの一人だ。

彼の隣には可憐な少女がいた。彼女の名はシル・ヴァリーズ。
恋人でもある。お揃いのペンダントをつけている。
彼の右手に彼女の左手が重なる。

「俺、シルと離れたくないよ」
「私だって同じよ。わかってる。でも戦争で戦わなきゃならない。これから先は
左右の道どっちかに別れなきゃ。忍びだもの。一人で戦わなきゃ。
あなたは強い。大丈夫よ」
「ありがとう。でも俺自信ないよ。術だって失敗するかも?」
「馬鹿ね。失敗なんかしないわ。自慢のラビットだもの」

彼女がキスしてくれた。ラビットもそれに答える。
あきらかにいちゃいちゃしている。
後方から爆発音。吹き飛ばされた。
彼女の手が離れる。爆風と共に消える。
安否が伴われた。

「ラビット! 一人か?」

仲間の一人がラビットの隣に駆け寄った。

「シルが!! シルが…!!」
「シルがどうかしたのか?」

ふたりして後方を見ると地面に彼女が横たわっていた。
明らかに重傷だ。手足がちぎれ意識がうっすらある。

「シル!! 死なないで!!」
「ふっ…、よかった、無事で」

息を吸込もうとするたびに血が溢れ息もままならない。
もうすぐ死ぬ。彼女は予感していた。
だが、神様は黙って彼女を生かしていた。
お揃いのペンダントが揺れる。

無くなった手でラビットの頬に触れようとしたができるわけがない。
ラビットは伸びた手を掴んだ。

「どこにも行かない。此処にいる!」
「いいの、行って…。私も持ちそうにない」
「嫌だ! 此処にいる!」
「ラビット! 急げ、敵の応援部隊だ!」

仲間が半ば引きずるようにラビットと彼女を引き剥がした。

「シル!!」
「バイバイ、ラビット…」

シルはそのまま息絶えた。
戦争も終わった。燃える森。未だに燃え続ける。森で死んだシル。燃え続け
入ることさえできない。

「ラビット、彼女のことは忘れろ…」
「忘れるなんてできないよ。俺のたった一人の恋人だったんだ」
「そういうが、忘れなければいけないことだってある」
「俺、此処から旅に出る。中国とか言う国にいくよ」
「なんで?」
「シルを忘れるため」













一年後…

シルを忘れたラビットだったが、中国でシルを見つけるのだ。
姿違えぞ、間違いなくシルだった。

「シル!! なんで?」
「あなた誰?」
「忘れたの? 俺だよ。ラビット・ロマンス!」
「ラビット…、ロマンス…?」

彼女の目が突如変わる。それは敵を見る眼。彼女の口から
炎が出てきて彼女は絶える。

「探したぞ、ラビット・ロマンス!!」

炎が向かってきてラビットの口に入りかけた。それを大きな剣でなぎはらった者が
現れた。ピンク色の髪をした青年、獅天と言う名の男だ。

「危ないな。大丈夫かい?」
「あんた誰?」
「俺? 獅天って言う名前だ。よろしくな、坊主」
「坊主じゃない! ラビットだ!」

口元に人差し指を立て制した。

「あいつは最近流行ってる悪魔さ。ラビット、最近恋人を失ったか?」
「なんで知ってるの?」
「あいつがそれなのさ。死びとの魂を喰らい、亡くした人のところに行きそいつの魂を
喰らう。それがあいつの趣味。だから迂闊に触れると火傷する」
「ふぅん。やっつけなきゃ!」
「そうだな。いろんあ術があるが何がお好みかな?」

後方で悪魔が叫ぶ。そしてひどく怯えている。

「獅天だと? お前が?! 馬鹿な獅天はしんだと!!」
「獅天は幾らでもいない。わかってるならお前の名を教えろ…?」

悪魔のあがき。獅天はエクソシストの真似事をする。
そうして闘ってきた。その戦いは余裕なものだった。

「馬鹿いえ! いうか?!」
「ほう。ならば聞くだけだ」

獅天が動く。足音が聞こえない。これはアサシンの技。
”抜き足”という。

獅天の目が獣目に変わり、名を聞き出した。

「シル・ヴァリーズ…」
「シル・ヴァリーズ…? シル…!」

剣を抜く手にラビットが止める。

「やめて!」
「クソガキ…か?君は」
「お願い!」
「シルはしんだ…。わかるだろう?」
「でも!」
「姿は違うぞ。諦めな」

剣は孤を描きシルに刺さった。心臓をひとさしし仕留める。
魂は獅天が差し出した小瓶の中へ。

「どうするの?」
「こいつは浄化してから天界に送る。やすらかに眠れるように」
「シル…」
「忘れろ。お前にシルが言ってる。じゃないと天界にはいけない。
安らかに眠れない。考えてやれ」
「うん。どうか安らかに」

浄化ボックスのなかに小瓶をセットする。

こうして獅天とラビットの奇妙な生活が始まった。
2012.12.30 / Top↑
「皇子。お待ちください!!」
「俺はこの国を捨てる…、俺はやるべきことが有るからそれを片づけてから
国に戻る。それまで国をお前に預けるぞ、ステラ」

真剣なまなざしでアザレスはステラ。カーヴァイン・ステラ・ミシュッテルに国を預けることにした。
ステラはアザレスの親友で皇帝の父には任せられないと親友のステラに頼んだのだ。

名残惜しそうにアザレスの頬に触れた。

「あぁ!肝心な事を忘れてた。モルガンの世話もお前に託す」
「モルガン…あのじゃじゃ馬か」
「おい…、そこまでいうことないだろう。俺の大事な妹だぞ。しかもお前にすいてるしな。
好都合だ」
「おい。告白みたいな事言うなよ。俺の気持ちはどうなるんだ?」
「お前もまんざらでもないだろう?」
「待て待て、15歳だぞ、あいつ。俺、ロリコンなのか?」
「みたいなもんだろう?」

あほな会話を繰り広げる。
が、別れは刻々と近づく。身支度を終え、高級感の溢れる高価な椅子から立ち上がると
アザレスが一礼する。

「おいおい。本当のわかれでもするみたいにするな」
「本気だぞ。俺は。もう行く。父の事も頼む。あれは一歩間違えるところもたまにある。
頼めるのはお前しかいない」
「おいおい。俺だってこんなところ本当は居たくない。俺もお前みたいに旅に出たいんだぜ」
「わかってる。身勝手ってだって。でも俺には野望が有る。そのために俺はいくらでも命を
ささげる」
「ささげんな。お前の命はお前だけだろう?」
「あぁ。でもやらないといけないことがあるんだ」
「人間殺しというんじゃないのか? 馬鹿しい人間はもう悪さはしないんだ。許してやれよ」

目つきがいつのまにか鋭く成っていたことに気づく。
あわてて苦笑いする。そしていつのまにかモルガンが居たことに気づく。
彼女もまた暗殺者の一人。

「お兄様。行かれるの? モルガンを置いていかないで? お願い…」

からみつくように腕から離れることなくそばにいた。
上目づかいで兄の眼を惹きつける。
だが、ステラがそれを阻めた。

「君のお世話は俺がする。だから安心しな」
「嫌よ! 兄様と一緒が良い! お父様のそばにもいるの! だから!」

一瞬モルガンの視界に赤いものが通った。
それが何なのか時間がかかった。

気づくと痛みが生じる。

「くっ!」
「おいおい、傷つけることないだろう? 大事な妹だろう?」
「悪いが、俺にはやることが有る。邪魔するならお前でも許さない!」
「うわぁ…、兄様…。嘘」

モルガンの目に涙がこぼれ出る。
アザレスは暗闇の中に溶け込み消えた。
それはアサシンの技。1,2人しかもっていない技。
次に現れた時には城下町の壁に現れた。
人がにぎわうっているかと思われるがすっかりそれは失っている。
町は人っ子ひとりいない。
フードを深くかぶりみなうずくまるものもいた。

皇子が居ることにも気付かず通り過ぎる。

「ちっ、落ちたものだな」

独り言さえも溶け込む。

アザレスの前に大きな門が現れた。
とてつもなく大きい門だ。
ここから先人間界に続いているものでもない。
地道に下界に降りなければならない。
敵も多い。
悪魔も居れば天使もいる。
人間には天使は優しいが人間ではないとみなせば
襲ってくる。

「さてどうしたものか?」

もう旅に出ると決めた。あきらめることはできない。
瞬間移動で移動する。
だが、これは体力の居るものだ。










ようやく人間界に到着した。
傷だらけだった。

「豊かなものだ」

自分の国と同様に大きな門が出てきた。
こっから先は安易にはいることが出来ない。

体がうまく動かない。
ここで力尽きるのかそう思った。

「ここまでか…」

そう思った時、誰かが手を差し伸べた。
その人間の名はアーシア・ヴァニッシュだった。

2012.12.29 / Top↑
此処は夜の世界。
廃ビルの上に一人の少年。
名は”レイン”
今宵は満月。無数の夜光蝶が舞う。

腰には二丁の拳銃。大音量の音楽を聴きながら片足を踏み鳴らす。
このビルは月にも届くようなビルだ。風も強い。
レインは廃ビルを何もつけずに飛び降りた。
それと同時に銃を抜く。

月から黒い影が現れレインを突如襲った。
レインは知っていたかのように笑う。
影の名は”ナイトメア”
この世界ではよくいる悪魔だ。

レインを囲むようにもみくちゃになりながら
落下していく。
銃声が聞こえる。致命傷を与え消えるが、
数は増える一方だ。

「俺は強い。父さんの血を受け継いでいるからだ。負けるもんか!」

レインの声は低くもなく高くもない声で強く叫んだ。
影に命中する弾は一発も外さない。無駄もない。

やがて地面に着く頃には影は消えていた。
廃ビルの壁に足で急ブレーキをかけ横に飛ぶ。忍者のようにかけ下がっていく。
ようやく地面にたどり着きそっと上を見上げる。

「ヒュー。任務完了」

彼の父の名は”玲次”という。
昔、実験台にされ暗殺業をこなしていた男の息子である。














昔書いてた玲次という小説の息子の話でした。
いやぁ小説難しいなぁ。
ラル君の気持ちがわかった

私には文才無いよまじで。

2012.11.17 / Top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。